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縄文人は1食4000回噛んでいた
2009年に発表された研究(斎藤滋ら)では、縄文時代の食事を復元し、1食あたりの咀嚼回数を計測しました。その結果は驚くべきものでした——**約4000回**。現代人の約6倍です。
縄文時代の食事とは
縄文時代の主食は、どんぐり・栗・くるみなどの木の実、貝類・魚、猪・鹿などの獣肉、山菜・根菜でした。これらは現代の加工食品と比べて格段に硬く、繊維質が豊富です。
石器で粗く加工するのみで、現代のような精製・軟化処理はありません。
時代別咀嚼回数の変化
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顎の変化
咀嚼回数の減少は、顎の形態にも影響を与えています。縄文人の顎は現代人より大きく発達しており、歯列不正はほとんど見られませんでした。
現代では、歯列矯正を必要とする子どもが増加しており、その背景には軟食化による顎の発達不全があると考えられています。
私たちにできること
縄文時代の食事に戻ることは現実的ではありませんが、意識的に硬い食品を取り入れることは可能です。するめ・根菜・ナッツ・煎餅など、咀嚼回数が多い食品を日常に取り入れましょう。